2013-12-31

年末

あっという間の年末。もー今年は寝てるんだか食べてるんだかわからない生活でした。仕事も休みの日もひたすら分刻みで予定をこなしていたか、またはバッタリ倒れこんで休んでいたか。

それでも周りに生かされていたし、いろんなものに守られた1年でした。

30日のFacebook。

そうそう、今年もちゃんとカウントダウンフェス行きましたよ。きゃりーぱみゅぱみゅと民生氏の自前エコーのレゲエ版マシマロが良かった。来年も音楽には確実に助けられるでしょう。




2013-12-26

ブリングリング/愛しのフリーダ

先週の連休中日はとても充実した1日でした。晴れていたしサクサク動く体力はあったし気分が良かった!貴重な休日にいかに予定をこなせるかが満足度につながります。

お昼にいつものチャノマでゆうことランチ。ゆうこの良い話を聞いたり、世の中のしょうもないいざこざについてふたりでウンザリしたり、年末のカウントダウンフェスの予定をたてたり。


その後ゆうこと別れて渋谷に行くことに。調べると、うまくいけば観たかった映画が2本観られる!で、その前に少し時間が空くからfifiへ。20分くらいしかいられなかったけど、可愛いピアスを見て、桃子さんたちと話して元気を注入♡ 温泉話があつかったです。

渋谷パルコまで移動してブリングリングを観ました。先日のウォールフラワーに続いてこれもエマ・ワトソン出演してます。セレブの自宅を狙ったティーン達の窃盗団の実話を元にした話。


渋谷で観るのがぴったりな映画でした。悪いことがよくわからなくて悪ノリが過ぎて刑務所にまで入るのに、それでもなお心底反省してない。親にも問題を感じるし、犯罪を犯したこどもを面白がって取り上げるマスコミもおかしい。


アメリカのこの現状おかしくない⁈という問題提起要素も若干あるかもしれませんが、ソフィアが撮っているので説教くさい社会派映画ではありません。ソフィアはいつもその時代の「女の子」のリアルを俯瞰でクールに描く。映画は娯楽派な私としてはこの軽さがよかったです。



パリスやキルスティンが出てきたり、ブランドのキラキラした洋服やバッグ、靴、車、セレブの豪邸が華やか。パリスに至っては自宅まで公開しています。




日本でもいわゆるセレブファッションが流行した時に、私もL.A.のお店からアクセサリーを取り寄せたりKITSONを常時パトロールしたりしていましたが、パーティーセレブの選ぶものって全部主役級の派手アイテムばかりでコーディネートが難しい。実際ブリングリングのメンバーも、盗んだ高級品でコーディネートしてるのに全然オシャレじゃないの。


ひとりだけ、窃盗団のリーダーでアジアンビューティーなレベッカ(写真右から2番目)はファッションの勉強がしたいというだけあってオシャレです。判決を受けに法廷へ出向く時も、TPOに合った(オシャレとかいう状況じゃないですが)紺ブレに膝丈スカートが可愛かった(何度も言うけど可愛いとか言う場面ではないのですが 笑)です。


レベッカは泥棒する時もスマート。大胆にもガタガタ音を立てて空いている窓を探し、電気を付けてまさにショッピングをするように家中見て回る。バーキンを見つけてその中に持ち帰るものを詰めて家を出ると、その家の車に乗って逃げるという。どんだけ肝が座ってるの!



さらに盗品を身につけた自分の写真をSNSにアップしちゃうあたり、全然悪いことをしたと思ってないんだろうな〜。世の中なめてますね 笑。



レベッカ役のケイティ・チャンが素敵で、主犯役にも関わらず純粋性と品の良さを感じます。新人さんらしいので今後が楽しみ。秋からコロンビア大学に通う知的な女優さんだそう。



それからエマもやっぱり良かった。完全に自意識過剰なおバカ女子になってました。クラブでビヨンセの真似をして踊るユーモアも。そしてこの顔が好きです 笑。


唯一ソフィアらしいと思ったのはエマ達姉妹の部屋のシーン。服の趣味と違いすぎる可愛い部屋に違和感すら感じましたが。(でもよく見ると脱ぎ散らかした服が汚い)


犯罪をキラキラ、スタイリッシュに描いてしまったために賛否両論の意見があるそうですが、おかしな現状はちゃんとおかしく描かれているし、私は面白いと思いました。倫理観はリアルを見聞きして自分で養えると思うし。

映画を見終わってパルコの下に降りると1階に小さな期間限定ブースが出店されていて、以前から気になっていたMichu coquetteさんの商品があったので可愛いピアスないかなーと探してみると、発見♡


パッケージもかわゆいです。即決購入して、次の映画館に向かいます!タワレコを右に曲がってヒューマントラストシネマへ。

ビートルズのファンクラブを長年担当した女性フリーダのドキュメンタリー「愛しのフリーダ」を。


当時ビートルズに関わる仕事は憧れの的だったということですが、フリーダさんはファンのための職務を真面目に謙虚にひたすら果たしていた方だったことがわかる内容でした。


タイピングが早ければ優秀な職業婦人と認められていた時代を越えて、女性が自ら考え意見を出して会社の運営に影響を及ぼすようになる時代の先駆けでしょうか。

引退してすっかりおばあちゃんになったフリーダさんが、これまでビートルズの話は一切してこなかったのに孫へ自分の生きた証を送るために協力することにしたという貴重な記録でもあります。


当時の話を頬を赤らめながら楽しそうに、少し自慢げな笑顔も交えて語るフリーダおばあちゃん。地味だけど本当にビートルズ愛があって真面目かつバイタリティのある貴重な人材だったんだろうなと想像できます。


それにしても当時のビートルズは現代の誰にも当てはまらない唯一無二のスーパースターだったんだなあと思いました。今よりも格段にプライバシーが守られていなかったであろう時代のスターはすごかったんだろうなあ。

ポールマッカートニーにSirの称号がつくのも納得です。

2013-12-19

ウォールフラワー/カール・ラガーフェルド

先週の早帰り日は恒例の映画へ。ウォールフラワーを観てきました。


辛い過去を持つティーンエイジャー達の青春もの、というストーリーはどこかにもありそうなものでしたが、なんというか、ちょうどいい甘辛バランスの中にキラッと光る印象的なシーンが散りばめられたセンスのいい映画でした。


ポスターにもあるように、キャストが素敵。特にエマ・ワトソンとエズラ・ミラーが綺麗!ずーっと観ていたいくらい。他の役柄もキャラクターがあってよかったです。


音楽も素敵。サントラが欲しいです。デビット・ボウイって今まであまり聴いて来なかったけど素晴らしいんですね。ヒーローという曲が流れるこのシーンは、観終わって何日か経つのにその美しさが忘れられません。



ストーリー云々より、このワンシーンがこの映画のすべてといってもいいほど印象的。

自分の学生時代と照らし合わせてところどころで古傷が痛むような気持ちになりました。いつも自信がなくて毎日自己嫌悪の繰り返しだった学生時代を思い出すと、30歳を越えた今はだいぶ楽になったなーと思います。映画の感想にはあの頃に戻りたいというコメントもありましたが、私は全然戻りたくない。あんなしんどい思いはもうごめんです。そもそもどの過去にも戻りたいとは思わないですが。

ところでエマはショートにして大正解ですね。ハーマイオニーの印象は今やまったくありません。目の綺麗さと聡明さが増して、これからどうなっていくのか楽しみです。


ウォールフラワーが期待以上にいい映画だったのに対して、期待していたほどでなかったのがカール・ラガーフェルドのドキュメンタリー。

全部の指にシルバーの指輪をはめてカチャカチャ言わせながら歩く帝王カール様の日常は興味深かったのですが、シャネルのあのファンタジックなインスピレーションはどこからくるのかがもっと知りたかったなあ。


ただ、カール様の撮る写真の美しさがはんぱなかった!世界観を明確に表現できる能力はデザインだけではなく写真にも表現できるということか。


男性モデルはよくわからないポーズをとらされるわどんどん脱がされるわでやや戸惑い気味なのですが、出来上がった写真の美しいこと!


出がけに指輪のどっさり入ったお皿の中身をザザーッとポーチに空けて持っていくのにはびっくり。お出かけ中に変えたくなっちゃうのでしょうか。昔テレビで忌野清志郎が、カラフルなビーズのブレスレットを山ほどテーブルに並べて「毎回めんどくさいんだよな〜」と言いながら選んでいたのを思い出しました。



今月は映画月間!あと2本観たのでまたアップします。



2013-12-09

ソフィアコッポラ イベント

また腰をやってしまいました…。くしゃみしたらグキッて(*_*) ギックリ腰とはかれこれ15年以上の付き合いです。これから寒くなるとなりやすいのでみなさまも気をつけて!

腰がおばあさんみたいに曲がったままなのに、日曜日にVACANTのイベントを予約してたためがんばって行ってきました。PJの骨盤ガードルの上に骨盤ベルトをして(こんな時のためにも可愛いものを用意してある)、なるべくばれないように。

ソフィアコッポラの新作映画ブリングリングの公開前イベントということで、ソフィアマニアのスタイリストさんやソフィアが来日した時の遊び仲間というフォトグラファーの方、あと乙女カルチャーで有名な女性作家の方がゲストトーク。さらにソフィアがはじめて撮ったという14分の短い映画リック ザ スターの上映という内容でした。


フォトグラファーの男性の話が面白かった。ソフィアの素顔や実際の雰囲気、夫のトマや元夫のスパイクジョーンズのことなど、話せる範囲で…と色んなエピソードを話してくれました。

だんなさんのトマについて、バンドマンはお金ないだろうと安いお店に連れて行ったらゴヤールのカードケースからブラックカードが出てきてびっくり。慌ててビックカメラに連れて行ったというエピソードも。


それから、昔の雑誌を見てみるといいよとか、ソフィア&スパイクのカップルとクロエセヴィニー&ハーモニーコリンのカップルとの対比なども興味深かったです。


美大で教えたりもされてるそうなのですが、美大生なのにソフィアのこと知らない子が結構いるらしい。彫刻とかやってるならまだしもね。ファッションやデザイン学んでるなら周辺知識として知っててもいいよね。

ファッションの話ももちろんあって、ソフィアのファッションは相当地味だけど良い物しか身につけてない!というのが全員一致の結論でした。


スタイリストさんが持っていたヴィトンのソフィアバッグ!ヴィトンは正直あまり興味ないけど、ソフィアバッグはいつか欲しいなあ。なんか、あまりにもシンプルで購入プランを後回しにしてしまいがちだけど(ほかに輝くような可愛いものを発見してしまうとそちらを優先してしまうから)、仕事用の良いバッグをソフィアとマークジェイコブスのセンスに任せるって悪くないと思うんだよね。


それからトマとの結婚式でソフィアが着たアライアのワンピースについても話してたな。マニアックな話になりましたが…って言ってたけど、そんなことないと思うけどね、少なくともソフィアファンの女子にとっては。


残念だったのは作家さん。乙女カルチャーに関する本は素敵で何度も読んだけど、ご本人の口の悪さ(毒舌)にびっくり!なんでもズバズバ真意を突くから物書きになれるのかもしれませんね。けどあまりに歯に衣着せぬ言い方が品がなくてウンザリ、がっかり…。席を立って帰って行った男子もいたほど。見た目ちょっときれいめなところがまた恐ろしかった。私も毒舌だから気をつけよう。

ミニ映画は、ソフィアらしく女の子の集団が出てきます。昔からこういう題材が好きなんだなーという感じでした。


VACANTのイベントは企画が面白そうなんだけど、やや充実感に欠けるっていうか…もったいない時間の使い方するのが気になるところ。開始がモタモタするとか、ここで15分も休憩時間取る?とか。今後は厳選して参加しようと思います。

2013-12-03

winter tour

あーなんでこんなに好きなんでしょう。また?と母に言われながらも行ってきたお台場Zeppダイバーシティ。トライセラの冬ツアー最終日です。


和田くんバースデーでもあったからか、最近ではいちばんよかった!と思うほどの盛り上がりと一体感。セットリストもよかったし会場の音も良く、披露された新曲3曲はどれもこれも素敵で、アルバム発売はまだ先なのに頭の中でリピートしています。

(最近の写真じゃないけどこれ好き♡)

あらためてステージ上に3人という配置がなんてかっこいいんだろうと思いました。そして彼ら以上素敵な音色の演奏をするバンドに出会ったことがない!さらに最近は3人の声のハーモニーがハンパない!


こんなようなことを毎回書いてる気がするけどほんとにそうだし、彼らはさらに毎回パワーアップしています。そして毎回新しい何かを見せてくれます。だからこんなに通っているのにマンネリがないの!

MCも相変わらず抱腹絶倒。今回最大の名場面は「クールでかっこいい林君、ベースを置き立ち上がって、ハンドマイクで平井堅を熱唱」でした。

年明けのDVDも超楽しみだし、トライセラにはもう少し先まで生きる楽しみをいつももらっています。大げさ(笑)。でも実際大げさでもなかったり。

お台場の夜景はきれいでした。ライトアップも他とちょっとちがう。近未来だー(笑)!とやまちゃんとふざけながら帰ったら電車の乗り換え間違えたり。マヌケな34歳でした。


オマケ。こちらは丸の内のライトアップ。これはこれで癒されます。